なぜ 続けているのか?(2009記載)
なぜ つづけているのか
という質問がありました。
これは、子供たちやお弟子さん方への 筝曲の指導を
続けて来られたのは、誰の協力のおかげであるか
という質問であれば、
もちろん師匠 家族 親戚 身内 近所のお隣さん方 友人たち 仲間たちと お弟子さん方のお蔭様です!
でも、この質問は 違うような
自分の中の何がそうさせているのか
続けずにいられなかったのは
どんな使命感があったのか
なにに対する情熱がそうさせたのか
という質問のような
そうですね、もう人生折り返し地点も過ぎて
ずっと、筝曲の演奏・指導・・・ひとすじです。
「好き」から、はじまった道であっても
ここまで 続けてこれたのは、
正派音楽院での学びの時間があったから。
それが、人生の基盤となった気がします。
故 平井澄子先生に
「筝曲の歴史は
盲目の演奏家の方々が
自分の人生のすべてをかけて
続けてくれたから、
今 現在、私たちが 演奏できるのです。
どうか、皆さんの人生のどこかで
盲目のかた、障害のある方の力となり
この筝曲に めぐり合えた恩返しをしてください。
ボランティアでもよし、
筝曲の指導をするのなら
必ず 後進に この事実を伝えてね。」と
託された、と、思いました。
伝統文化・・・「古い」を続けるのではなく
今生きている人が、
生きた文化を次の世代に伝え
その次の世代が さらに輝けるもの
だから、続いてきたんです。
なぜ、続けているのか
喜びが 感じられることだからでしょうか
人と人をつなぐのは、筝の糸
美しい音色
古典から 現代まで 無限に 広がる世界
この世界を知っていただきたくて
走り回ってきたのです。
私が続けてきた理由
★知ってほしいから!体験してほしいから!★・・・です。
筝曲を学びながら
一人じゃないんだよーお琴さんがついていますよ!
・・・疲れた心を癒して、明日も自分らしく生活しよう♪
なんて、思えたら いいなー
現代に生きる私たちは、
現実の世界も
この筝曲を学ぶ・活動するなかで
人と人とのつながりで
苦しいときも乗り切れる知恵を持っています。
<何を知ってほしいか >
筝曲の魅力(演奏することに対しても、聴くことに対しても)
日本音楽の歴史、理論を学ぶと
興味は 深まるいっぽうです。
最近は、友人たちの音楽活動の中身も興味しんしん!
もちろん 私の(楽しい)活動にも お力添えくださいませ
本当に 師匠・先生・家族 親戚身内友人ご近所・お弟子さん方のみなさまがたのお蔭様です。
ありがとうございました。