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尺八の吹き方

 

小学校で音楽の授業(尺八の体験教室)をした時のことです。

小学一年生の半分以上の子が、すぐ音を出すことが出来ました。

尺八は、音が出にくい楽器として知られているように思います。

何も知らなくても、初めて触った楽器でも音は出るのです。

あまり深く考えずに尺八を持ってみて下さい。

口の形が…息の入れ方が… など難しく考え過ぎると、音はなかなか出にくいのかもしれません。

尺八の中に息を吹き込む方が多いのですが、中だけでなく、また外だけでもなく、バランス良く竹の表面を息が滑るように吹くとちょうどいいのではないかと思います。

中吹き、外吹きの方がいらっしゃいますが、まずは息がどちらかに偏らないように気をつけてみて下さい。

また音が出る方は、音程を確かめるチューナーを使っての練習もなさってみては如何でしょうか。

曲を吹く上で必要になって参りますし、良い音程が出るポイントは、良い音が鳴ります。

正しい音程で吹けるようになりますと、音のバランスや音の響きも良くなります。

チューナーやテンポをはかるメトロノームはピアノや管楽器などの楽器屋さんにも置いてありますが、その際に注意していただきたいことは、チューナーは何種類かあり、ギター用ではなく、吹奏楽器(フルートなど)で使用できるものになりますので、店員さんに伺ってみて下さい。

まずは、気軽にのぞいてみてはいかがでしょうか(^^)

一人一人唇の形が違います。
ですが、音が出る場所があると思いますので、根気強くチャレンジしてみて下さい!(2011年 景山記)

2024.7.20