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お稽古納め

  本日は、本年最後のお稽古が終了いたしました。
  皆様、一年間本当によく頑張りましたね。

 忙しい仕事をしながら、また、部活動の厳しい中で、誰もが、
 今年は、大震災という 今まで体験したことのない大変な毎日を
 みんなが不安や心配とともに過ごました。

 もう、お稽古なんか出来なくなってしまうのかしら・・・ と、心配し
 大変なことが起こると、音曲は、やはり控えられたりしますが、

「 こんな時だから、お客様を筝尺八の音色でお迎えしたい!」
と言っていただき、
新年・お正月2日3日の自然博物館での演奏の運びとなりました。

 ありがたいことでございますね。
 音楽にかかわる皆の今年の活動には、
 本当に人様を元気にするパワーがありました。

 楽器を演奏する、歌をうたう、という技術を身につけるのは、
一にも二にも練習する事で、続けることが肝心ですが、

 邦楽の場合は、合奏する機会も多く
老いも若きも一緒に過ごす中で、お仲間という嬉しい間柄となり
それが、楽しくつづけられる心の張りとなります。

 また、希望者には、発表の機会も多く、
 日々の生活をやりくりして、ベストを尽くすことで
 自分の人間力が上がり、 達成感が得られるのも事実です。

 諸事情でお稽古が出来ない時も
 うちわの勉強会等に顔を出し、仲間たちと会うことで
 元気を取り戻せることもあります。

 また、筝尺八を通して、地域社会のみなさまと
 かかわらせていただけるのも、
 本当にありがたいことです。

 みなさま 今年も本当にありがとうございました。
 どうぞお体を大切にして 良いお年をお迎えくださいませ 

2011.12.30