柱(じ)の汚れをとる方法
お稽古の時、柱が汚れていて驚いたことはありませんか?
色鉛筆や鉛筆の色が残っていたり、指で触る部分がよごれていたり・・・
糸道についた鉛筆の汚れは、しるしを消すのに使っているタコ糸でこすると、きれいになります。ついでにタコ糸をまとめて、柱をこすって、汚れが取れるときもあります。
私は、古いプラスチックの柱や体験教室で使うときなどは、洗濯洗剤で洗ったり、除菌のウエットティッシュでふいたりしていますが、洗濯洗剤で洗うと、表面の艶がおちてしまいます。
今回は、台所の洗剤で洗ってみました。艶は落ちないようですが、汚れもあまりおちないなあ…と思って、
箏屋さんにきいてみました。「やわらかい歯ブラシにチューブの歯磨きをつけて洗うと、手の油のしみのようになった部分がきれいになりますよ」とのことでしたので、
古いプラスチック柱でやってみましたが、だいぶきれいになりました。(もともと艶はなかったので、艶がどうなるかは?です。・・・やっぱり、艶は、なくなるかも?と思いますね)
先日テレビで、「脳のリラックスの為には、単純作業が良い!」とのお話もありましたので、この時期、大変忙しいかと思いますが、短い時間で柱も洗って、気分もリフレッシュしてはいかがでしょうか?!
もちろん、洗った後は、流水で洗剤を流して、柔らかいタオルでふいて、よく乾かしてくださいませ!柱は大切ですから、長く大事に使いましょうね♪(雅礼瑤)
左)洗った後、右)古い柱で洗う前、です。
2024.7.3