古いご挨拶1
音によって、 生きている証となります。
むかしむかし、 人は 音楽を 音楽だと 思わないまま 生活していました。
伝えたい気持ち、を そのまま音にしていました。
楽しい気持ち 嬉しい気持ち 悲しい気持ち
それが音楽になりました。
伝えたい人がいる 聴いてほしい人がいる
それだけで とても幸せなことだ と思います。
また、ひとりでいる時も 口ずさむメロディーが 音楽になります。
人は音楽を生み出し、 音楽に支えられ 生きていけるのだと 思います。
音楽は空間芸術です。
また、心も空間です。
時間を越えて存在するもので、どこへでもいけます。
音楽と時間はとても密接な関係があります。
あの歌を聴くと思い出す、この曲を歌うと気持ちが明るくなる。 そんな体験はないでしょうか
思い出は、 時間と共に生きています。 また、音楽も然り。
心も然り。
ドキドキしたり、リラックスしたり… 色んな過ごし方があります。
心と音楽が 常に一緒にいます。
音楽と 心と 時間
どれも切り離せません。
学ぶということは、とても大きいですね。
生涯の財産になります。
9月は、1年の中で 1番 習い事を始める人の多い月だそうです。
暑い夏を過ぎて 身の心も 学びたいという 前向きな気持ちになったら まず、はじめてみませんか
早すぎることも 遅すぎることも ありません。 自分の人生の中で、 1番適切な時が、 熟したんだと思います。
どんな小さなことでも 日常を変えることは、勇気が要りますが 先延ばしして良い事と 今がチャンスなことと 皆さんは、どちらを選びますか 「善は急げ!」と、申します。 意識が前向きになれると 何も変わらなくても 心の中に開放感が生まれます。 そこから、やる気とか、創造力とか 沸いてきますね。 新しい話題から、身近な方々との話も弾みます。 うれしいですね。 うちのお弟子さん方は、短期間ですごく上達して 知り合いの先生方から驚かれますが 当たり前のことを 当たり前にお伝えして やるべきことを やっているのですが、 相手がわかるような言葉で わかりやすく伝える工夫を心がけています。 演奏技術・テクニックは、その人の年齢・経験・ 体・腕・手・指・筋力・反射神経・感覚・などの すべての面で、1人1人の習得度が違います。 また、同じテクニックでも、曲によって フレーズによって 用い方が違います。 音楽は、繊細(人の心は繊細)といえます。 私たちは、意識していなくても 平安時代以前からつづく人のこころを 受け継ぎ・感じながら この楽器に触れています。 その奥深さが 何十年 師匠について、学んでも学びきれない 興味深い魅力なのではないしょうか 生徒さんがたに、何十年修行しろとは言いませんよ! 「がけの上のポ0ョ」や 「ディズ0」の曲などの編曲ものも たくさんあります。 筝や尺八で、 お手軽に身近な音楽を楽しむこともできますし みやびな古典の世界へも ワープできます。 そして、皆様に知っていただきたいのは 古典の歌詞の世界 唄を歌いながら弾くのが 筝曲 難しいけれど 無理せず・休まず・ボチボチと 自分の世界を広げてまいりましょう。
さあ、ご一緒に お稽古を はじめましょう!
(2009年9月2日・雅礼瑤・頌瑤)
HPを立ち上げて2ヶ月がたちました。
このHPは 今まで邦楽の演奏会に行ったことがない方にも、 興味を持ていただきたい!
若い音楽人が頑張っているすがたを 見ていただきたい! そして 一度は邦楽器に触れてみていただきたい! と 願いを込めて !
どうぞ 皆様方の 生活の中で
心をゆさぶる 「日本の響き」を聞いてください!
忙しい中、お稽古に通われるシニアの方が 「心が浄化される!」 と レッスンの時間を 表現されました。
邦楽器に 是非 触れてみてください 体験することから わかることもたくさんあります。
子供さんが入門するさいは 必ず 保護者の方にも一緒に体験していただきます。
これから 子供が習うことを 応援していただくためには 保護者も ご一緒に最初だけでも ご参加くださいね。
子供達の成長には、目を見張るものがありますが、 大人には人生を深めてこられた魅力がギッシリ詰まっています。
人生のうれしい時も 悲しい時も なにか 自分を支える 技能というか( 習慣 趣味 )を 身につけてゆくことも 日々 必要なのではないでしょうか 。自分の子供が生まれた時に 自分の人生を振り返って、高校受験が 子供ながらに、漠然とした不安というか プレッシャー ・・・ とっても大変だった気がしたものですから、 自分のこどもには、中学3年生までに何か 自分の不安な気持ちをぶつけられるもの(楽器を演奏できる)を、 身につけさせたいと思いました。 私も、お筝を弾くことで(当時 初歩でしたが) 受験の不安や孤独感を 癒してもらえたのだと思います。 楽器と向き合うことを通して、自分と向きあえたんでしょうね。 上手とか下手とかよりも 楽器に触れる時間は、自分をとり戻す時間でもあるのではないでしょうか 。高校生になったばかりのときに 子供達が、 家に帰ってくると まず楽器に向かっていましたね。 なれない環境での不安を 解消しているようでした。 つたない演奏であっても やはりそこには、自分なりの達成感があって 、めげそうな気持ちを 元気づけてくれたのでしょう。 そうして また明日にむかって 前向きになれるような そんな癒しや パワーを与えてくれるのも 楽器であり、 音楽・にたずさわったお陰さまであると思います。
(2009年8月)