お箏を習いたいと思っている方へ
お箏を習いたいな?と思っても、どこへ行けば習えるのか?
素晴らしい指導者の先生方が、
きっとあなたの身近にいらっしゃいますよ!
・・・大変多くの方々がすでに箏曲を長年に渡って学び、その膨大な曲数を習得し、立派な生徒さんを育てています。
<どうしたらいいか わからない人へ>
まず、お稽古がしてみたい方は、体験教室などへ行ってみる。
文化祭、コンサートなどへ行って聞いてみるなど先生を選びましょう。
お稽古に通う場合、自分がコンスタントに通える場所日時を考え先生とご相談しましょう。
長いお付き合いになるのですから、無理なく続けられる方法を考えましょう。
もちろん、お月謝の件もきちんと聞きましょう。
お琴のお稽古を始めるには必要なものがあります(何でも最初は同じかと思いますが)
・初回入会金・月謝のほかに
・お爪(自分用)プラスチック¥2000円~象牙¥5000~10000円くらい。
良いものは、音が良いのですが、まずは、お安いものから始められてもいいのではないでしょうか。
・入門練習曲集や教則本は600~2000円くらい。
自分で持っているものがあれば、お持ち下さい。(使えますので)
はじめから名曲や難しい曲のお稽古は無理ですから、はじめはきちんと習って1つ1つ習得してゆくことです。
(知らないことを知ってゆくのは、楽しい興味深いことですよね)
現在、お琴・お箏(箏曲)は山田流と生田流の2つに大きく分かれています。
おつめの形が違うだけでなく、そこで習得する音楽の種類(曲)が、違うのですよ!
どちらが、優れているとかどちらが・・・ということではなくて、違う音楽!ということ。
どちらも素晴らしいのです!
自分が、どんなことを習いたいのかは、習ってみないとわからないので、まず、始めてみてはいかがでしょうか。
習ったらどういうことをしたいのかとか希望のある人は、先生と話し合うことが大切かと思います。
楽譜は、その会によって違う書き方が使われていて、統一した楽譜がないので、1つの楽譜屋さんに全部の楽譜が置いてあることがないのです。
楽譜を見て、自分が選んで、「この曲のレッスンを受けたい」というようになるには、ある程度時間がかかります。が、この曲が弾きたいとか、希望はお早めにお伝え下さい。
目標にできるだけ早く近づきましょう。お箏のお稽古を通して、自分の生活にハリができますよ。
また、そこで出会いもありますから、楽しいお仲間と過ごせるのではないかな?
私の学んできた道「(公財)正派邦楽会・せいはほうがくかい、中島靖子宗家・中島一子家元」は生田流です。
家元先生は「世界に誇る音楽」として、箏曲・邦楽をとらえているので、無限の演奏曲が待っています。
生田流には、他にも立派な指導者のもとに、会・会派がたくさんあります。
何が違うのかというと、お稽古を受ける側から言うと音楽性・カラー!習得曲・レパートリーと申しますか!
ですから、その会の初心者・中級者は、古典が中心のお稽古なのかその、会の代表・会主の作曲を中心に学ぶのか、明治からはじまる近代・現代曲が学びの中心なのか、何年ごろのレパートリーが中心となるのか、それが、大変重要な違いかと思います。
(現在は勉強の仕方も、CD、カセットテープ、DVD、PC(ユーチューブ)などでお手軽に音源を聴くことが出来ますし、楽譜もインターネットで申し込めるし、邦楽の演奏会も連日のように開催されています。)
1番のおすすめは、演奏会に行くことです!
どうぞ、会場にて生の音を音楽を聴いてくださいね。
ですから、その会の演奏の特徴となる、音色、つまり音楽!を聴きに、ぜひ演奏会に行ってね。
人から人へ、長年をかけなければできない伝承するということが、行われ続けてきたことが、邦楽の世界の本当に素晴らしいことだと思いますね。
音楽から、自分が生まれる前の時代の空気感を感じることもできます。
うた・地唄三味線・17弦も習えるのか も ポイント!かと思います!
お琴のお稽古は「曲を習うこと(演奏を学ぶこと)」と、和楽器は音を出せるまでにする「楽器の扱いを学ぶこと」が重要なポイントとなります。
続けることで、曲・演奏の勉強と楽器の扱いも上達してゆきます。
また、演奏会で発表することなどで、達成感や普段と違った緊張感を味わったり、社会貢献ができたり、他の人と協力して、知らず知らずにさまざまな学びをすることができます。
本人の希望で「人前で発表するのは苦手なので、お稽古だけでも、よろしいですか 」という方もいますし、もちろんOKです。
続けていくことで、そこから夢が広がり、やりたいことなどの目標と申しましょうか、意欲が育ち自信が自然に身についていくように感じます。
体験教室でお待ちしています!どうぞおいでください!
お稽古は、笑顔でプラスになる学びあいをいたしましょう。人生を磨く時間ですものね。
畳の部屋に正座するのが不安と思う方へ、当方はイスに座ってのお稽古です。
はじめの一歩を踏み出してみませんか!