毎年3月に勉強会をして、デイサービスセンター等へ訪問演奏に出かけておりましたが、今年は、この大震災、余震の続いているなか、私の親師匠中久木雅曠瑤先生が、急逝されるという悲しみが続きました。うちのお弟子さん方にすれば、　大（おお）先生です。
みんなに、先生のことをお話し、はじめに黙とうさせていただきました。
あまりに急なことで、まだ信じられない、という気持ちでおりますが、信じたくない自分の気持ちと現実のギャップに困っております。

3月に、「では、4月30日に！」と、延期し、それもまた、度重なる余震に、「来月に延期しようか　　」と、生徒さんがたも、日本中の人も、みんな苦しい毎日が続いています。どうしたら良いかわかりませんが、うちの社中の方々は、なんとか少しの被害ですんだので、「気分転換、しばしのリフレッシュをしましょうか　」と、都合のつく人が集まり、芸能大会の出演曲 薫る花をはじめ、みんなが今お稽古している曲を合奏しました。

勉強会をやってみて思うことは、仲良しのみんなが集まって、泣いたり、おしゃべりしたり、
一緒にお茶を飲んで過ごす時間を持つと、つらい気持ちや心配な気持ちから、ちょっと元気な気持ちが生まれてきて、前向きに　頑張ってゆこうよ！という気持ちになれそうにになって、
ちょっとだけかもしれないけれど、ファイトが沸いてきました。

何十年ぶりにお筝を再開したSさんも、お筝大スキ最年長のKさんも、【楽しかった?。張りあいになりますね」と、帰りは、笑顔いっぱいで、「次回のお稽古までに、ちゃんと練習し
ます！」と、決意を語ってくださる方もいて、やってよかったです。今回参加できなかった方も、次回はどうぞ、楽しいから、ご参加くださいませ！しばしの気分転換が出来てよかったね！皆様、くれぐれもご自愛くださいませ